SvelteKit はファイルシステムベースのルーティング(Routing)を採用しており、アプリの ルート(routes) (言い換えると、ユーザーが特定の URL に移動したときにアプリがすべきこと) については、コードベースのディレクトリで定義します。
src/routes
内にあるすべての +page.svelte
ファイルは、アプリのページを作成します。このアプリでは、現在ページが1つあり (src/routes/+page.svelte
)、これは /
にマッピングされます。/about
に移動すると、404 Not Found error となるでしょう。
それを修正しましょう。2つ目のページとして src/routes/about/+page.svelte
を追加し、src/routes/+page.svelte
の内容をコピーし、それで更新します:
src/routes/about/+page.svelte
<nav>
<a href="/">home</a>
<a href="/about">about</a>
</nav>
<h1>about</h1>
<p>this is the about page.</p>
これによって /
と /about
の間を移動できるようになりました。
従来のマルチページアプリとは違い、
/about
に移動してから戻ると、シングルページアプリのように現在のページのコンテンツが更新されます。これにより、サーバーレンダリングによるスタートアップと、瞬時のナビゲーションという、両方の長所を得ることができます。(この動作は設定で変更できます。)